これからクリスマスカードや年賀状の季節ですね。
つい LINE で済ませてしまうことが多くなっていますが、だからこそ素敵なカードや葉書を選んで手書きしたら、お相手の記憶に残ります。
素敵なステーショナリーはセンスやお心配りに一目置かれること間違いなしですね。
お相手のご家族からも好印象で、自分のことを知っていただく機会にもなります。
特に年賀状はお正月に一家に届いて、家族に振り分けるので話題にもなりやすく、目に留まります。
お返事が来ないから、お返事を書かせてしまうから遠慮すると言う方がいますが、そもそも目的が違うと思うのです。
もちろんお返事がある方が嬉しいですが、挨拶や気持ちをお伝えするのが目的なので、お返事が来るか来ないかは二の次。
反対に「お返事はお気遣いなさいませんように」と入れてもいいですね。
賀状が送られてこない人にとって貴女から届く手書きの一枚が心温まるものになるかもしれません。
進学、就職、結婚、出産、子供の成長などの近況報告を1年に1度の楽しみと思ってくださる方もいます。
何年も音沙汰無しでいたら、何かお願いしたい時、お知らせしたい時など連絡しづらいですね。
私事ですが、恩師にずっと送り続けていたところ、お亡くなりになった際にご家族の方からお電話をいただくことができました。
また、作品展等のお知らせも、こんな時ばかりということなく送ることができ、暫くぶりにお会いできる機会にも恵まれました。
年賀状は、たった1年に1枚の葉書で人と繋がることができる日本の文化です。
実は源氏物語と同じ平安時代からあったと言われています。
お幸せやご健康を願ったり、感謝やご様子などを伝えたり案じたり。
どうぞ大切な方に心を込めた1枚を送ってみてはいかがでしょうか。
■執筆者 PROFILE / 書家 山本京子
会員制 書道美文字サロン「salon de 書」原宿・自由が丘・南青山にて主宰
NHK、日本テレビ、東京新聞 等のメディアに多数出演
文部科学大臣賞を含む2回の最高賞を受賞
(公社)全日本書道教育協会審査員
